9月27日、ハガレンこと鋼の錬金術師でお馴染みの、漫画家の荒川弘(あらかわひろむ)先生が「鋼の錬金術師」の原画展をナビする番組「鋼の錬金術師展を100倍楽しむ方法!」にテレビ初出演しました。
顔出しNGでは?と思いきや、トレードマークの牛のお面をしての登場。
また、女性だと知らず男性だと思っていた!という声も多く上がっています。
どんな内容を話したのかまとめていきましょう。
ぶっちゃけた内容が好評
顔出しはNGなので牛の仮面で登場した先生。今までも何度かテレビに出ませんか?と言われてきたが全て断ってきた模様。
「BS漫画夜話とか出ませんか?って言われたけど、あれ作者が出たら面白くないでしょ」とバッサリ。スタジオの反応も「ピンポイントで名前出すなぁ」と歯に衣着せぬ物言いでびっくり。
鋼の錬金術師展について、「東京、大阪で原画が回るのはどんな想いですか?」という質問に「嬉し恥ずかしですかね」と笑いながら語った。
「初期の頃の、まだ自分では拙いなと思うペンタッチを見られてしまうのが。それも含めて9年間の歴史をまとめて観てもらえるのが嬉しい」とコメント。
注目してほしいところは「はじっこの塗り残し」
本来なら印刷に出ない部分まで原画なら見られるので、どうやって塗っているのか観察してみても楽しいとのこと。「枠外・・・パンの耳と呼んでいますが」と語った。
最も思い出深い一枚は最終回のカラー絵
最も思い出深い一枚は?と聞かれた荒川先生は「最終回のカラーページの見開きの扉絵」と回答。
「遂にここまでたどり着いたぞという、積み重ねたものを全部だぜるぞという気持ちと、風呂敷を畳んでいく楽しさもあるし」とのこと。
その時は原作やアニメで忙しく、遂にここまできたぞという気持ちと、忙しくてヤバいぞという気持ちが半々だったらしい。
他にも、人生で一番影響を受けた漫画は「うる星やつら」だと語った。
また、「マスタングさんとホークアイさんの過去の話を掘り下げなかったのはなぜか?」という質問に、「本筋に関係がないから」と答えた上、「そっかぁ…ごめんなさい、もしかしたら考えてなかったかも」というコメントも。
ネットでは「男性だと思っていた」との声も多数
詳しいファンには先生が女性であることは周知の事実だが、荒川先生のことを男性だと思っていた!という声も多数上がっています。「絵柄と内容と名前からどう考えても男性だと思っていた!」など、驚くファンも多いようです。
しかも先生は三児の母なのです。
妊娠中も連載を休載しなかった先生ですが、家族の病気療養の為なら休載を選べた強さなども称賛されています。
荒川先生の母親からは「お前を生んだ時は破水するまでトラクターに乗ってた」と言われていた逸話もあり、そんな家庭で育った影響もあってか、相当我慢強い性格なのもうかがえます。
鋼の錬金術師展が大阪と東京で開催
映画公開記念の「鋼の錬金術師展」は東京と大阪で開催されます
東京
期間 2017.9.16(木)~ 2017.10.29(日)
時間 10:00~17:00(※最終入場は閉館の30分前まで) 場所 東京ドームシティGallery AaMo(ギャラリー アーモ) |
大阪
期間 2017.11.3(金祝)~ 2017.11.30(木)
時間 10:00~17:00(※最終入場は閉館の30分前まで) 場所 大阪南港ATCミュージアム |
チケット情報
<入場券>
【前売】一般・大学生 1,300円 / 中高生 1,000円 / 小学生以下 800円
【当日】一般・大学生 1,500円 / 中高生 1,200円 / 小学生以下 1,000円
<音声ガイド付き入場券>
【前売】一般・大学生 1,900円 / 中高生 1,600円 / 小学生以下 1,400円
【当日】一般・大学生 2,100円 / 中高生 1,800円 / 小学生以下 1,600円
※「セブンチケット」のみの取扱い
エドとアルの録り下ろし音声ガイド 600円
※当日、会場にて貸出し
公式サイト
展示作品の入れ替えもあり、リピーターも歓迎だそうです。
貴重な原画展、見に行ってみてはいかがでしょうか。